火星に向かう艦隊5
Image Credit: USGS, Viking Project, NASA
写真の説明
 2003年12月から2004年1月、地球からの5つの新しい侵入者の艦隊は、赤い惑星の岸に到着する予定になっています。日本の(ISAS)ノゾミ人工衛星、ビーグル2着陸機を運んでいる欧州宇宙機関の火星エクスプレス人工衛星とNASAの1号と2号の火星探査ローバーです。
 ノゾミが、1998年に惑星間の航海を開始するいっぽうで、他の宇宙船はこの6月に開始するように発射時限が予定されます。
 明らかに、惑星の大気圏を調査することに集中しているこれらのロボット任務と水の検索で、地球の居住者は、強烈に過去か現在の火星生命について火星にたまらないほどに可能性を知りたがっています。
 火星の100以上のバイキング1人工衛星画像のこの連続は、1980年に記録されて、2,000キロメートル離れたところに接近している宇宙船から見る展望を示すために計画されました。
 火星の特別な眺めは、8月と9月に地球に根ざした望遠鏡から可能です。
 今日の宇宙画像は、火星です。
 関連の解説は、4枚目を除いて全て宇宙開発事業団からの転載です。
 英語を訳さなくてもよいページ作りがこんなにも楽とはです。
 久しぶりに事業団のページをサーフィンして見ました。
 そこで、コロンビア事故関連については、出典が同じですから事業団にリンク設定しました。私が作るのがいつになるのか予定が立たないからです。
 かと言って重要項目を取り消したりするのは、私の制作姿勢に反するので事業団の力を借用します。
 ちょっと物足りない面もありますが、事業団の宇宙事典関連はわかりやすい作りになっています。こちらも一見したりお気に入りにすると何かと便利でしょう。 t.sasaki
Five to Mars
Image Credit: USGS, Viking Project, NASA
Explanation
Come December 2003 - January 2004, an armada of five new invaders from Earth should arrive on the shores of the Red Planet -- the Japanese ( ISAS) Nozomi orbiter, the European Space Agency's Mars Express orbiter carrying the Beagle 2 lander, and NASA's own two Mars Exploration Rovers. While Nozomi began its interplanetary voyage in 1998, the other spacecraft are scheduled for launch windows beginning this June. Clearly, earthdwellers remain intensely curious about Mars and the tantalizing possibility of past or present martian life, with these robotic missions focussing on investigating the planet's atmosphere and the search for water. This mosaic of over 100 Viking 1 orbiter images of Mars was recorded in 1980 and is projected to show the perspective seen from an approaching spacecraft at a distance of 2,000 kilometers. Exceptional views of Mars will be possible from earthbound telescopes in August and September.
20030502日号
火星は地球からの侵略に備えているかな?
Credit : NASDA

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Credit : NASDA

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Credit : NASDA
Credit: Nozomi MIC Team, ISAS Courtesy Anthony Toigo

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 「のぞみ」(PLANET−B)は、日本初の火星探査機です。

 1998年7月4日に、M-Vロケット3号機によって内之浦の鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げられました。

 PLANET-B計画の主な目的は、火星の上層大気を太陽風との相互作用に重点をおいて研究することです。

 姿勢・軌道制御用の燃料をふくむ「のぞみ」の打ち上げ時の重さは541kgで、火星に到着した際の予定軌道は近火点が150km、遠火点が火星半径の15倍です。

 現在「のぞみ」は太陽中心軌道をまわっており、2004年1月に火星に到着する予定です。
「のぞみ」の主たる目的は、火星の上層大気を太陽風との相互作用に重点をおいて研究することです。

火星は、その大気の上層で太陽風と対抗できるほど濃い大気を持っていないので、火星の上層大気は太陽風に強く支配されていると考えられています。

 この状況は金星と似ており、金星の上層大気も太陽風の条件によって著しく変動することが知られています。火星における太陽風の動圧は、火星の電離圏の熱的圧力と、高度150〜200kmで釣り合っていますが、2機のヴァイキング・ランダーの観測によれば、火星の電離圏はそれよりずっと上方までひろがっています。

 このことは、火星の大気が、単純に金星の大気との類比だけで理解できるものではないことを示唆しています。

 旧ソ連の火星探査機フォボス2号は、火星から逃げていく大量の電離圏イオンを見つけました。その量は非常に多く、太陽風との相互作用が火星大気の進化を左右する主なプロセスの一つになっているほどです。
 これらすべての観測は、火星の上層大気を探査機でもっと調べる価値のあるものであることを証明しています。「のぞみ」はこのような火星の上層大気を専門に研究する、世界初の探査機として計画されました。

 「のぞみ」の火星まわりの軌道は楕円で、近火点が150km、遠火点が火星半径の15倍です。近火点が低いのは、電離圏をできるだけ低いところまで観測するためであり、遠火点が比較的高いのは、逃げていく電離圏のイオンを検出できる火星の夜側を研究するためです。

 「のぞみ」の観測は5つのカテゴリーに分かれています。

 1.火星の磁場火星に磁場があるかどうか、まだ正確には解っていません。「のぞみ」は、火星の磁場を精確に観測できる初めての探査機です。

 2.火星大気「のぞみ」は、紫外線を使ったリモートセンシングによって、大気の組成や構造を調べます。さらに質量 分析計により、電離圏においても主成分である中性ガスの組成も判定できるでしょう。

 3.火星電離圏のプラズマ「のぞみ」は、搭載されたいくつもの検出器によって、火星電離圏の組成、構造、温度、プラズマ波を調べます。まだ調べられていないこれらの領域の研究によって、火星の新しい相貌が浮上することが期待されています。

 4.撮像 非常に小さな搭載カメラによって、火星の天気や2つの衛星(フォボス、ダイモス)の写真を撮ります。火星でどのようにして砂嵐や雲が発生するのかを研究し、また氷の極冠の消長の様子を観測します。

 5.ダスト火星の衛星であるフォボズ・ダイモスの軌道に沿って小さな塵(ダスト)がリング状に分布しているかも知れないと言われています。ダスト・カウンターと搭載のカメラとを用いてその存在を探ります。
 日本初の火星探査機「のぞみ」は、1998年7月4日に、内之浦の鹿児島宇宙 空間観 測所からM-Vロケット3号機によって打ち上げられました。

 その後4カ月のあいだ地球を周回した「のぞみ」は、昨年9月24日と12月18日の2度にわたって月スウィングバイを行い、その2日後に地球をパワー・スウィングバイしました。この地球スウィングバイによって火星への遷移軌道に乗ることになっていました。

 しかし地球スウィングバイの際にスラスタのバルブに不具合が発生したため十分な推力が得られず、再度地上から指令を送ってスラスタを噴かし、火星への軌道に乗せました。

 この2回目のマヌーバーで燃料を使い過ぎたことが判明しました。そのまま予定どおり1999年10月に火星周回軌道に投入すべくスラスタを起動させた場合、計画軌道に探査機を投入するには燃料が足りません。
 九州の種子島の鹿児島宇宙センターから1998年7月3日の軌道火星のノゾミ(希望)が、その最初の飛行任務を開始しました。

 ノゾミのゴールは、惑星の表面と月の地域と同様に火星の大気圏と磁場を調査することです。

 昔は惑星Bとして知られて宇宙船は、赤い惑星への到着を目指して、火星の方へその最後の弾道に沿ってスリングショットを助けるために連続した地球と月接近飛行で、非常に楕円軌道を用います。

 三日月形の地球と月の体系のこの衝撃的な写真は、月から100,000マイルから地球と宇宙およそ100,000のマイルのところで7月18日にノゾミの搭載したたカメラで撮りました。

 力強くて明るく、地球の反射する雲と海は、強く月の表面の暗い、黒っぽい色調と対照をなします。
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画像クリックで、拡大画像を見られる時もあります。
Roswell Shiri University:
ロズウェル・シリ大学 宇宙画像学部
項目 太陽系
主題 火星
 そこで1999年暮れから2000年のはじめにかけて宇宙科学研究所のミッション解析チームが懸命のサーチ計算を行った結果、目標とする科学観測を100%やり遂げる軌道に投入するためには、あと2回の地球スウィングバイを敢行して2004年はじめに火星周回軌道に投入するのがベストであることを見つけました(左図)。

 現在「のぞみ」は、惑星間空間で各種の観測をつづけながら、2002年12月の地球スウィングバイをめざして航行をつづけています。
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t.sasaki
 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。

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