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立体エロス
Credit: NEAR Project, JHU APL, NASA
写真の説明
 赤と青のメガネを用意して、1億7千万キロメートル離れている小惑星433に続いて漂っている小石を見つけててください。
 地球年で1.8年ごとに太陽を周回している小惑星のエロスは、波打つ地平線とクレータ、大きな丸石、谷のある小さな40×14×14キロメートルの世界です。
 不安定な大きさで奇怪な形は、この立体的な図の眺めを作ったNEARシューメーカー宇宙船による連続写真の画像で目立っています。
 劇的な明暗法に加えて、小惑星の地形と構造の重要な測量のこの都市の大きさから、太陽系の起源の手掛かりについてかなりの量を提供するNEARの三次元画像です。
 ここで見える最も小さな地形は、直径およそ30メートルです。
 エロスの軌道で1年を過ごした後に、歴史的なNEARシューメーカー宇宙船は、最初として2001年2月12日に小惑星の表面に着地しました。
 今日から主題の画像の大きさを若干小さめにして、右横に日本語での説明にしてみました。
 変更した理由は、画像を見るか説明を読むかの択一しかできない作りだったからです。
 可能な限り1画面で両方をなしえる方法を検討した結果、今日のような構成になりました。
 過去にも何ページかありましたが、その場しのぎの製作であったために一貫した作りではありませんでした。 今日からは、ページをこのように製作したために拡大画像を別ページで開くように設定をしていきます。関連画像も説明と解説の2枠にしてみます。
 1024×768の大きさの画面以下では、残念ながら横移動も加わります。それでも縦移動で画面に戻るよりは、まだ見やすいとは思っています。
 余談ながら私のコメントもこの枠内で収めるつもりでいます。 t.sasaki 
画像クリックで、拡大画像を見られます。
Stereo Eros
Credit: NEAR Project, JHU APL, NASA
Explanation
Get out your red/blue glasses and float next to asteroid 433 Eros, 170 million kilometers away! Orbiting the Sun once every 1.8 earth-years, asteroid Eros is a diminutive 40 x 14 x 14 kilometer world of undulating horizons, craters, boulders and valleys. Its unsettling scale and bizarre shape are emphasized in this picture - a mosaic of images from the NEAR Shoemaker spacecraft processed to yield a stereo anaglyphic view. Along with dramatic chiaroscuro, NEAR's 3-D imaging provided important measurements of the asteroid's landforms and structures, and clues to the origin of this city-sized chunk of solar system. The smallest features visible here are about 30 meters across. After spending a year in orbit around Eros, the historic Near Shoemaker spacecraft made the first ever landing on an asteroid's surface February 12, 2001.
20030301日号
宙に浮かぶくびれが魅力?小惑星エロス
Credit: NEAR Project, JHU APL, NASA

画像クリックで拡大したものを見られます。
Credit: NEAR Project, JHUAPL, NASA Image Montage by Patrick Vantuyne

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Credit: NEAR Project, JHU APL, NASA
 NEARシューメーカー宇宙船のカメラで少なくとも1度、小惑星433の小さい奇妙な形の世界の全ての画像を撮っています。

 この画像は、2000年7月7日に、小惑星から50キロメートル離れたところから撮ったもので、この範囲はおよそ1.8キロメートルあります。

 小惑星の地平線と壁そして大きく重なり合う2つの衝突クレータの端を示しています。

 衝突による影響での破片と思われる大きな丸石が、クレータの端に沿って高いところに見えています。

 画像中央の地平線近くにある突出している丸石は、長さがおよそ40メートルあります。

 NEARシューメーカー宇宙船からの画像は、小惑星エロスがクレータと大きな丸石と一緒に溝と峰が表面で一般的に見られることを示しました。

 クレータが明らかに衝突の影響の原因である一方で、他の表面の特徴についてはまだなぞが残されています。

 2000年7月13日にNEARシューメーカー宇宙船は、反動推進エンジンを制御してさらに高解像度で表面を観測するために、小惑星に35キロメートルまでの軌道に接近しました。
 この画像は、2001年2月12日にNEAR-シューメーカー宇宙船が、初めて小惑星433のエロスに着地する前の連続画像です。

 降下している間に宇宙船のカメラは、小さい世界の表面で肌を露出している分裂した大きな丸石、塵に満ちているクレータ、なぞに包まれて崩れている溝を撮りました。

 一番左上の画像は、128メートルの範囲を撮っています。そして、下の画像では、数センチメートルの直径で満ちている表面の特徴を示しています。

 赤と青のステレオ画像の作者であるパトリック・ヴァンチューンは、着地の連続画像からこの混成画像を作りました。

 連続する枠で重なるわずかに異なる視点は、宇宙船から撮ったものです。
 この画像は、小惑星エロスをシューメーカー宇宙船が2000年12月23日に4100キロメートル接近するまで連続して撮影したものを混成したものです。

 接近している間に28の連続画像からの最初から9枚目を混成しているのは、11100キロメートルから5300キロメートルの距離に接近するまでの画像です。

 時間にして2時間で、この間に小惑星はほぼ半回転しました。

 最も小さい表面は、幅がおよそ500メートルであることが解像でわかりました。

 12月20日に小惑星の軌道に入ったので、宇宙船は減速して一時停止しました。数時間後に接近飛行した連続の観察を展開して、小惑星の大きさ、形、構成、自転の周期を調べました。

 また、エロスの白黒画像に色を付与したり、小さな衛星の月を探して1100枚以上の画像と多スペクトル感応性の撮影装置を動かしました。

 赤外線分光計は、存在する鉱物の解像をするために小惑星のスペクトルの特性を計測しました。また、磁力計で自然の磁場を探しました。

 さらに、宇宙船の無線信号の分析では、小惑星の質量と密度の境界区域を計測しました。

 (主題と関連画像では、アメリカ東部時間の日付になります。)
ここからは、ちょっと詳細な小惑星433エロスについてです。
 小惑星エロスは、太陽系の形成についての情報を提供するものと期待されています。

 1898年8月13日に、ドイツのベルリン・ウーラニアー天文台の責任者であるガスタフ・ウィットが写真で発見しました。

 同じ日にフランスのニースでH. P.チャーロイスが独立した発見をして写真に撮りました。しかし、彼は、14日と15日の連休休暇をとっていたので16日になるまで写真を調べることをしなかったために、共同発見者として名前を残すことができませんでした。

 また、1893年10月から1896年6月まで、ハーヴァード天文台で20枚近くの再発見の写真が見つかっています。

 小惑星エロスは、軌道が計算されるとすぐに、普通でない天体であることが明らかになりました。

 全ての小惑星は、火星と木星の間で軌道を周回しています。

 エロスは、火星の軌道内に来ました。1.458Auの平均距離は、実際に1.524Auの火星の平均距離より少ないものでした。エロスは、1.133Auと同じくらい軌道の中で遠くなりました。

 それは、地球の平均距離が1Auであるのでエロスは、全く近い距離であったことがわかります。

 しかし、エロスが太陽に最も近いとき地球の近日点は、太陽からおよそ0.984Auで、1月の後半に地球は、まだ近日点から遠くはありません。

 エロスは、およそ0.15Au(1500万キロメートル)と同じくらい地球に接近することがあります。

 エロスの軌道に0.223の離心率がありますので、太陽から距離で大変な範囲を覆うことになります。また、エロスの軌道周期は、1.7609地球年です。

 エロスの軌道は、火星の軌道と交差していますが、黄道の平面での傾斜は10度49分です。そして、近日点の近くでその平面を横断します。それで、火星の軌道の上下を通ります。また、地球との0.15Auと比較しておよそ0.24Auよりは近くなりません。

 惑星と小惑星の4本の軌道は、長い時間に切り替わるかもしれませんので、この数値はまた、変わるかもしれませんけれども、この後何百年もの間は全く変化はないものと考えられています。

 地球は、年ごとに1月22日頃にエロスの近日点に最も近いその軌道に着きます。

 エロスが、その近日点にいるならば地球からの距離は、およそ1500万キロメートルが最接近になります。

 しかし、時として地球が1月または2月の間にエロスの反対側になることがあります。このようなことは、非常に珍しいことで、1894年1月9日がそうでした。

 地球からの観測に不利な位置は、6月、7月、8月に起こります。7月の後半が、最大で、0.77Auまであることがありえます。

 エロスは、観測に不利でしかも反対側で発見されました。発見の後の1898年8月14日には、0.74Au離れたところに位置していました。

 37年または44年の7年周期で、観測に適した位置の反対側が対で起こっています。例えば、1900年11月11日に0.32Auのとても適したところにありましたが、1931年2月27日には0.17Auの遠くに位置していました。そして、次には0.22Auの1937年12月4日でした。

 1975年1月13日の最接近は、1894年に反対側での最接近0.15Auを見逃したその距離と同じで繰り返しみたいなものでした。

 エロスは、見かけの明るさが7.2等級になることがあります。それは、最も明るい近日点の反対側にあるときです。どの小惑星よりも明るいものになります。

 エロスの軌道は、とても風変わりで0.77Auから10.8Auまで変化します。とても遠くのときには、13.5から15等級の明るさしかありません。

 エロスの輝くの変化は、およそ5.3時間周期で起こっています。しかし、変化の量は一定ではなく、ゼロから1.5倍まで幅のあるものです。そして、その変化は地球の位置によって異なっています。

 エロスの自転によってその細長い形と非常に傾斜した赤道は、明るさの変化により早くから確認はされていました。

 エロスが地球から見て棒状であるときに、最大で6等級の明るさがあります。しかし、赤道平面を向けているときでもその明るさの変化がこの最大と変わりないくらいです。

 光度曲線の振幅での変化は、過去にエロスが自転でどちらを地球に向けているのかを解像する手がかりを与えました。

 その後で、宇宙船の観測でエロスの棒方向を測定することができ、今日の大きさ表示につながりました。

 その他エロスについての詳細はまだありますが、今度触れるときにでも続きとして掲載したいと思います。
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Roswell Shiri University:
ロズウェル・シリ大学 宇宙画像学部
項目 太陽系
主題 火星
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t.sasaki
 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。